扉の多い館だなあ。

何でこんなにたくさんあるんだ?





輝きを失った石  第一章・5





真田達と同じ時に、手塚達は彼らが行ったほうとは逆の、右の扉の中へと入って行った。

そこにはこれといった物はなく、前と左側にひとつずつの扉しかなかった。





「どうやらここは単なる通路としか使われていなかったみたいだな。」





「そうだね。 で、あの扉が気になるね。」





不二はそう言い、扉を見た。





「そうだな。 とりあえず両方開けてみるか。」





手塚がそう言うと、全員は軽くうなずき、手塚と不二が前の扉を、リョーマと乾が左の扉を一斉に開けた。





「部長、こっちは何か廊下になってるっす。」





「それにここからだとよく見えないが、先に何かあるみたいだ。」

 ・・・どうやら階段のようだ。 ところで、そっちはどうだ?」





乾がそう聞くと、少し驚いた声が返ってきた。





「すごいっ・・・! こっちは書庫になってる。

 でも、ものすごい蔵書量だよ。」





不二がそう言うので、乾達も見てみると。





「本当だ。 これはすごいな。」





「先輩、もしかしたらここに何か資料みたいなものがあるかもしんないすよ。」





「ああ、そうだな。 よし、皆で中を調べてみよう。」





手塚にそう言われ、全員はほこりっぽい書庫の中に足を踏み入れた・・・。








【あとがき】

とんでもなく長い間放置していてホントにすいませんでした!

短くてすいませんが続きです!

今回は青学の面々の話でした。 立海よりかなり短いです。

でも、これからたぶん出番が増えてくると思うので、待っていただけるとうれしいです。

で、次はこんなに遅くなりません! 本当です!!

そして、もっと長く書きます!



05.7.9



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