たくさんの犠牲のうえで、俺は今ここにいる。

俺は本当にそんな価値のある人間だったのか? 誰か・・・教えてくれ・・・。





Symphony of dedtiny  第九章・13





「ジャッカル・・・。」





乾と海堂が命を懸けて開けたオーブ保管室の扉を開けた。 その先にいたのは、涙を流すジャッカル。

幸村と蓮二の2人は彼にかける言葉が見つからなかった。

静寂が流れた。 だが、それを破ったのは空気を切り裂く気配だった。





『シールド!』





瞬時に幸村が反応し、背後から狙われたジャッカルに結界を張る。 咄嗟のことに残りの2人は動くことが出来なかった。

それもそうだろう。 彼の能力は質が悪く、ほとんどの者が攻撃の気配に気付くことが出来ないのだから。





「・・・何で・・・お前が・・・?」





後ろを振り返ったジャッカルが見たのは、信じられない光景。 幸村の顔が歪む。

そこにいたのは、真っ白な部屋の中で3つのオーブを手に立っているブン太だった。

彼の顔には表情が見られない。 そして、目の光もない。 それに、幸村と蓮二は察した。

ブン太も、本当に榊の人形とされてしまっているということに・・・。





「ブン太! 返事をしてくれよ!!」





今にも走り寄っていきそうなジャッカルを、蓮二が抑える。





「何するんだ?!」





「止めろ! あいつはもうお前の知っている丸井ではない!」





蓮二のその言葉に、ジャッカルの体から力が抜ける。 嘘だろ・・・。という声が彼の口から零れた。

そんな彼を横目にしながら、幸村が足を踏み出す。 靴音が静かに響き渡る。

あと少しでブン太に届くといったギリギリの所まで幸村が来た時、ブン太が動いた。

僅かに上がった右足のつま先を、幸村は見逃さなかった。 靴先が地面につけられた小さな音。

それがするかしないかの瞬間に、幸村はその場から跳躍した。





「ふう。 油断も隙もあったもんじゃないね。」





そう言いながら見た先には、彼がほんの前まで立っていた所。 そこはブン太の攻撃によって抉られていた。

音による攻撃。 彼の能力の高さに、見守っていた蓮二はゴクリと唾を飲み込む。

3強と呼ばれる者達は、総じて攻撃力がずば抜けている。 だが、彼等だけが強いわけではなかった。

榊は世界中から力のある者を集めた。 その中にはジャッカルのように連れてこられた者もいるが。

討伐隊の菊丸や亜久津・そしてブン太といった面々は、3強に次ぐ強さを持っていた。

その中でも特にブン太は、異才だった。 目に見ることの出来ない攻撃をする彼は、模擬戦闘で唯一真田と互角に戦った者だった。





「・・・幸村、ブン太をどうするつもりだ・・・?」





「とりあえず捕らえるよ。 大丈夫、殺しはしないさ。 でも・・・それが出来ればの話だけどね。」





幸村の目が細められる。 辺りに漂う殺気。 久しぶりに感じた幸村のそれに、蓮二は彼が本気なのを悟った。

幸村は滅多に殺気を出そうとはしない。 出すのは、本当に危ないと思った者にのみ。 それに、蓮二は改めてブン太の危険性を悟った。

一瞬の静寂が流れた。 そして次の瞬間動いたのは、ブン太ではなく幸村だった。





『イレイズ!』





右手を瞬間的に前に突き出し、そう唱える。 途端、半透明の膜がブン太の周囲に出現。

普通の者なら確実に消されている所。 しかしブン太は瞬間的にその場を離脱。

宙へと飛び上がり、左手でオーブを懐にしまいながら空いていた右手の親指と中指をパチンと弾いた。





『シールド!』





瞬間的に幸村は結界を張るが、ブン太の攻撃は予想以上に強力で思わぬ反動を喰らう。

傷こそ負わなかったが、かなり後方まで飛ばされてしまった。





「蓮二! ジャッカル!!」





それにより、瞬間的にブン太の標的が蓮二達にすり替わる。 地面に降り立った瞬間の音。

更には指を弾き新たな音を発生させる。 それでも足りないと、舞踏のように靴音を幾重にも響かせる。

大量の音が、それぞれ強力な刃となって2人に襲い掛かる。 蓮二の背に冷や汗が流れる。

あんな攻撃、自分では防ぐことが出来ない、と。 しかしここで、今までうな垂れていたジャッカルが叫んだ。





『我が望む全てのものを拒絶せよ! リジェクション!!』





言霊が紡がれた瞬間、2人の周囲と離れていた幸村の周囲に結界が出現した。

それは、ブン太の攻撃全てを難無く弾く。 あまりの防御力の高さに、蓮二は驚愕した。

まさかこれほどまでのものとは思ってもいなかったのだから。





「ちっ!」





ジャッカルに攻撃を防がれたことで、ブン太は焦りだす。 それを、幸村は見逃さなかった。

言霊を唱え、ブン太に攻撃を仕掛ける。 蓮二もまた、水の刃を放つ。

逃げることは絶対に不可能なはずだった。 しかしブン太はその攻撃を逆に利用したのだ。

微細な音を大量に撒き散らすことにより、2人の攻撃を全て防いだ。 結界で防いだわけではないため、特に水は周囲に霧散する。

それを目くらましに使い、一瞬彼等がその姿を見失ったその瞬間、時の欠片を発動させたのだ。





「しまった!!」





青白い光が見えたかと思うと、それは急速に引いていく。

それが消え去った時、その場にブン太の姿は跡形もなくなっていた。





「逃げられたか・・・!」





悔しそうに呻く蓮二。 その傍らで、ジャッカルは再びうな垂れる。 それもそうだろう。

彼は、1番信用していた仲間に裏切られたのだから・・・。





「ジャッカル、ブン太を取り戻すには戦うしかないんだ。」





そう言って、幸村は簡単に榊がブン太や討伐隊に何をしたのかを話した。

それに、彼の顔に怒りの色が浮かぶ。





「・・・分かった。 だったら俺は戦う。 元々榊達には一糸報いたかったんだ。

 ブン太は、絶対に助け出す。 それが無理なら、せめて俺の手で・・・。」





ジャッカルの痛いほどの決意に、2人はかける言葉がみつからなかった。





「とりあえず上へと戻ろう。 さっきよりも静かになった。 多分、戦闘が終わったんだろう。

 ・・・やっぱりオーブを全て盗られたのは痛いな。」





ギリリと歯を噛み締めながらそう言う幸村。 その顔は相当悔しそうだった。

・・・ひとまず3人は城の上へと向かう。 仲間と合流するために。



                                                 ☆



「・・・?! がっくん?!」





皆が戦っている城の外。 何かの時のために、ずっと外で見守り続けていたジロー。

先ほどまでしていた戦闘の音はあまり聞こえなくなり、とりあえずなんとかなってきたのかなと思っていた矢先だった。

不意に彼の頭に直接響いてきたのは、シーユにいるはずの岳人の悲痛なる声。 それに何かあったのだと悟り、言葉を返す。





「どうしたの?!」





『詳しいことは後だ! 早く、店まで来てくれ!!』





店という言葉に引っかかりはしたが、それを尋ねる前にジローは行くべきだと思い言霊を唱えた。 青白い光と共に消え去るジロー。

とりあえずは城の中にいる皆に連絡するのは後でもいいや、と思い彼は店へと向かう。

そこで絶望的状況を聞くことになるとは思わずに・・・。



                                                  ☆



討伐隊の面々を倒し、上へと向かうと言った柳生。 案内役は仁王が買って出た。

千石も元王都の騎士なのだが、何せ一般の騎士だったため城の本当に詳しいことまでは知らない。

だから密告などの仕事をし、内部構造には詳しい仁王がやることになったのだ。

そうして彼等は階段を上って行く。 しばらくは瓦礫などしかなかった。

しかし上へ行くへとつれ、除除に壁などが破壊されているのが目についた。 そして更に進んで行くと・・・。





「赤也君?!」





落ちていたいくつもの瓦礫の間から見えたのは、見覚えのある髪型。

それで誰か検討がついた千石が、周囲が止めるのも聞かずに彼の元に走り寄る。





「赤也君! 聞こえる?!」





そう必死になって呼びかけると、声に反応して赤也はゆるゆると目を開ける。

そして、目の前にいるのが千石だと認識すると、必死になって口を動かす。

あまりにも声が小さかったため、口元に耳を近づけて言葉を聞き取り代弁する。





「・・・榊様は、人形とした者を連れて既にここを立ち去った。 人形は、宍戸さん・長太郎。

 あと、真田・・・弦一郎?! 本当なのかい?!」





あまりにも衝撃的な言葉。 長太郎はまだ分かるとしよう。 しかし真田。 彼はありえなかった。

更に赤也は言葉を紡ぐ。





「何々? ・・・マスターは俺と契約を切って逃がしてくれた。 あなた達の元へ行けと。

 ・・・あと、長太郎のマスターは榊様の部屋のどこかにいるはずです・・・! 赤也君!!」





そこまで話すと、赤也の全身から力が抜けた。 慌てて揺さぶるが、意識を取り戻す気配はない。

その時になってようやく千石は気付いた。 彼の体から、血が流れていることに・・・。





「柳生君! 診て!!」





慌てて近寄って、床へと寝かせた赤也の状態を診る。 そして、柳生は息を呑んだ。





「どうなの?」





「・・・少々厳しいです。 闇の力の篭った銃弾が、体を何発も貫通しています。

 弾が残っていないのが幸いですが、それでもいくつかが心臓をかすっています。 すなわち、心臓であるオーブに傷が付いているということ。

 傷をなんとかしないと、彼はこのまま死にます。」





柳生のその言葉に、絶望的な表情を見せる千石。 そんな彼に、柳生は微笑みかけた。





「大丈夫です。 彼は私が必ず助けます。 滝君、佐伯君手伝って下さい。 1人で治療するよりもそのほうがいい。

 千石君と不二君、あと仁王君は忍足君の救出に行って下さい。」





それに分かったと返し、3人は足早にそこを立ち去った。

後に残った3人は、それぞれ力を籠め意識を集中させた―――。



                                                 ☆



「・・・榊様の下・・・へ・・・。」





誰もいなくなった1階。 そこで佐伯達にやられ、意識を失っていたはずの菊丸と伊武。

その2人が、突如言葉を呟きながら起き上がったのだ。 彼等の目の焦点はまったく合っておらず、足元もおぼつかない。

しかしそれでも菊丸は懐から時の欠片を取り出す。 そして、それを発動。 青白い光がその場に満ち、2人の姿が消え去った。

・・・人形が向かいしは、それを操る者の元・・・。



                                                  ☆



「ここじゃ。 榊の部屋は。」





仁王の案内で着いたそこ。 戦闘があったためだろう、ほとんどの物が破壊されていた。

中に足を踏み入れると、途端にした血の臭い。 見回すと、目に入ったのは2人の遺体。

千石と仁王には馴染みのあったその姿。 近寄ってみてみる。





「判田・・・か。 死因はこのばっさりやられた剣の傷じゃな。 相当深いから、多分すぐ死んだの。」





自分の上司でもあった判田の遺体を、そう検分する。

その少し離れた所で、千石はもう1つの遺体―壇の傍に膝を付いていた。





「壇君・・・。 ごめんね・・・。」





そう泣きそうな顔で謝罪する。 壇を救いたいと言った亜久津も、榊に捕らわれた壇も結局どちらも助けることが出来なかった。

必ず助けるとあの時約束したのに。 結局自分は、助けられてばかりだった。

千石の頬を、遂に抑えきれなくなった涙が伝う。 その様子を、不二は静かに眺めていた・・・。



                                                ☆



その後少しして、重い腰を上げた千石。 彼に言葉をかけることは躊躇われた。

千石からはそれほどまでに後悔の念が漂っていたのだ。

部屋の中を探索すると、赤也の言っていたと思われる扉を見つけた。 仁王が耳をあて、物音がしないことを確認する。

そして、ゆっくりとそれを開けた―――。





「これは・・・?」





中に満たされていたのは、緑色の液体の詰まった大量の筒。 奇妙な雰囲気のその中を、3人は慎重に進む。

そして、ある程度先へ行った所で不意に見えた黒い影。 慌てて駆け寄るとそこには・・・。





「忍足君!!」





1つの筒の中にいたのは、完全に意識を失った忍足の姿だった。

直ぐに不二が傍にあったパネルを操作して、筒を開ける。 倒れこむ彼の体を支え、床へと寝かせる。





「千石、どうじゃ?」





「・・・完全に封印されてる。 待ってて。 今、解くから。

 『彼の物を束縛せし呪縛。 悪しき鎖を解き放て! レリーズ!!』」





千石がそう唱えると、忍足の体を光が包み込んだ。 少ししてそれが消える。

光が消え去ると、忍足は軽く呻き声を上げてその目をゆっくりと開いた。





「よかった・・・。」





3人は安堵の息を洩らす。 ゆっくりと起き上がった忍足は、とても申し訳なさそうな顔をしていた。





「皆、すまんかった。 俺が油断しとったばっかりに・・・。」





それに全員は首を横に振る。 彼のせいではないと、そう言った。 3人にありがとうと言う忍足。

そんな彼に、3人は長太郎のことを話すべきか迷った。 と、彼等の異変に気付いたのだろう。 忍足は口を開く。





「・・・長太郎のことは分かっとる。 俺はあいつのマスターやで? あいつの意識が途切れたんが分かった。

 俺とあいつは繋がっとる。 それが闇に飲み込まれて分からんくなった。 契約が切れたわけやない。

 あいつに妨害されとるんや。 それをなんとかせえへんと。 そうせんと、長太郎は取り戻せん。」





忍足はそう言う。 それはとても力強く、彼の決意が窺われた。

その後、やっと調子が戻った忍足を連れて3人は部屋を出る。 そして隣へと行くと、柳生達が丁度治療を終えた所だった。





「・・・どう?」





千石が恐る恐る尋ねる。 仁王も心配そうだ。

2人の視線に、柳生は口元を少しだけ緩めて言う。





「なんとか今は大丈夫です。 心臓の傷は滝君と佐伯君のお陰でなんとか塞がりました。

 ・・・ですが、まだ彼の体内には闇の破片が残っています。 それを消さないと完全に大丈夫とは言い切れません。

 それは観月君に頼みましょう。 私ではそれをやることは不可能ですから。」





とりあえずは大丈夫という返答に、2人は安堵の息を洩らした。

と、その時だった。 不意にした見知った気配。 振り返るとそこには幸村達の姿があった。





「・・・すまない。 オーブを全て奪われた。」





幸村のその言葉に、場の空気が凍りつく。 しかし、彼等は首を横に振る。 気にする必要はないと。





「仕方ありません。 しかし、私達には最後の切り札である跡部君がいます。

 彼がいれば・・・!!!」





その時だった、急に彼の、ジローの声が頭に響いてきたのは。 彼は短く告げた。

すぐにシーユへと戻ってくれと。 ただならぬ声色に、全員の表情が変わる。

そしてすぐ、新たにジャッカルと赤也を連れて彼等はシーユへと飛んだ―――。



                                                 ☆



「・・・まさか・・・。」





戻って来た彼等が見たのは、破壊されつくしたその地。 更には血の海に沈み、完全に事切れている橘・アキラ・亮。

そして亮に泣きながら縋りつく淳と、後悔の念を全身から放つはじめ・ジロー・岳人・祐太の姿があった。

・・・そこに、跡部の姿はなかった・・・。





「一体・・・何が・・・?」





柳生の言葉に、1番事情を知っている岳人が語る。 自分達を守るために命を捨てた橘達。 更には跡部まで。

そして告げられたのは残酷な事実。 オーブがすべて奪われ、更には跡部まで捕らえられた。





「完結に言うと、絶望的です。 このままでは確実に、封印は解かれるでしょう。

 光のオーブは動かすことが出来ませんでした。 長い間あそこにあったことにより、あれは完全に根を張ってしまっていた。

 動かせば、砕ける危険性まで・・・。 僕達に残された道はただ1つ。

 戦うんです。 戦って、封印を解除するのを止めるしか方法はありません。」





はじめの言葉に、全員はただ頷くしかなかった。 それ以外に、よい方法など見つからなかった。





「ならば、直ぐに向かいましょう。 僕達に残された時間はもうほとんどない。

 ・・・芥川君、君は向日君と祐太君と一緒にここに残って下さい。」





はじめのその言葉に、ジローと向日は頷く。 しかし祐太は納得できなかったようだ。 彼に反論する。





「何でっ?!」





「・・・はっきり言います。 あなたは足手まといです。」





祐太の言葉に、はじめはあえて冷たく言い放つ。





「力量的に、君はこの中で最も弱い。 誰かに守られないといけない者は、必要ないんです。

 芥川君と向日君もです。 彼等は強いが、この戦いには不向きだ。

 これは世界をかけた戦い。 弱い者を守りながら、彼等に勝つことは出来ません。」





そう言い、背中を向ける。 祐太には見えなかったが、他の者には見えた。

はじめが、やりきれない表情をしていることに。 彼だって苦しいのだ。 それを耐えてまで言った。

そんな彼に、彼等はかける言葉が見つからなかった。





「・・・時間がもったいないよ。」





沈黙を破ってそう言ったのはジローだった。





「・・・分かりました。 皆さん、行きましょう。」





柳生のその言葉に、全員頷く。





「じゃあ、僕が送ってあげる。 皆・・・無事に帰って来て・・・。

 『始まりの地。 光と闇が混在せし場所。 全てが始まり、そして終わりを告げるその場所へ、彼等を導け!

 時よ! その扉を開け! カレントムーブ!!』」





ジローがそう唱えると、青い光が満ちた。 それは、全員を包み込む。 その時だった。





「兄貴!!」





突如声を張り上げたのは祐太。 彼は言葉を届ける。 自分の兄へと。





「生きて必ず戻って来てくれ! 俺は・・・俺は待ってるからな!!」





消えゆく中、自分の兄が力強く拳を上げたのを祐太は見た気がした。

光が消えた時、彼等は完全にその場からいなくなっていた。 残された者は願う。

どうか、彼等が無事に戻ってこれるようにと・・・。





――― さあ、賽は振られた。 最後の戦いが今、始まる。

果たして勝つのは闇の力と、人形を従えた野望に身を焦がす者か。

はたまた光を持ち、信念を持ちし者達か。

全てはここに結集する。

物語が始まり、そして終わるこの地に。

その地の名は『エンシェント』 光の安置されし場は『リルシール』

2つの地で全ては完結する。

壮大なシンフォニー。

曲は最後の楽章へと突入した ―――。



第九章、完結









【あとがき】

出来たあああああ!!! やっと第九章完結です!

恐ろしいくらいに時間のかかってしまったこの章ですが、今回でやっと終了を迎えました。

最悪の事態。 オーブは全て奪われ、更には跡部も榊の手中に。

果たして彼等は榊を止めることが出来るのでしょうか?!

次の終章『運命の交響曲』をもちまして、この長い長い物語は閉幕いたします。

はじめ・忍足・柳生・幸村・蓮二・千石・仁王・不二・佐伯・亮・赤也・ジャッカル・滝。

榊・宍戸・長太郎・真田・手塚・リョーマ・菊丸・伊武・亜久津・ブン太・跡部。

彼等が紡ぐのはいかなる物語か。

次回をお楽しみに!!



07.11.8



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